武器の美しさ/持病のシャク/じゃがりこ

人力検索はてな」の過去質問から面白いのを探してみるのです。



銃器や刀剣や兵器に対して、人はなぜ美しさ、エロスを感じるのでしょう。個人的な感想範囲のみの回答は希望していません。心理学的説明、歴史、美学、文学、社会・政治学からの説明、となんでも構いません。

銃器という対象物には何らかの形で人間の能力を高めるものであり、簡単に自己の補完が可能なものが愛の対象物になると書かれています。不完全な人間がその不完全を補完する行為が愛であると、エロスとアガペーについて書いていました。

銃器や兵器からは一般に破壊や殺戮など、死のイメージが伴っています。
ハイデガーの、存在と時間に述べられている彼の哲学によれば、大衆は普段は好奇心や目新しさという興味に引かれ、対象が持つ固有性を忘却しています。この忘却は自らのあり方、存在についてまで及んでおり、自分が死ぬといった他者の代替不能な経験までも忘却しています。つまり人は自分が死ぬことを忘れているわけです。しかしハイデガーはこれを批判し、人間は自分自身の死を覚悟することによって余計なものに惑わされず、自分自身の宿命、やるべきことを自覚し明確な目標を持つことができると説いたわけです。
それゆえ、銃器や兵器は、(美しさやエロスを感じる主体がたとえハイデガーの思想を知らなかったとしても)普段人間が忘却している「死」を想起させるものであり、それはひとつの観点として生のはかなさという情緒を味わわせてくれるものである。人はそこに美しさを感じるのではないでしょうか。ハイデガーも結局、生が有限であることを認識し、明確な目標を持つこと、多様な欲望に惑わされないことを主張しています。
エロスに関しては、暴力とエロスの関係として述べることができそうですので、もし考えがまとまればまた回答させていただきたいと思います。

 単純に、武器かっこいい、とかではダメ、という質問者の意図が、面白い回答を集めることになっています。



時代劇などで「ううっ持病のシャクが、、」とかいうセリフがありますが、”シャク”ってなんですか?
 胃けいれんなどを中心とした、一般的な腹(胃腸)の痛みのようです。

「じゃがりこ」の「りこ」って何ですか?

製作者の彼女がりかこさんだったからです。
どうしてじゃがりかこじゃないのかは分かりません(笑)
そして、さつまりこという商品も存在します。



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